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猫は便秘で嘔吐することも!?原因と対処法を解説

愛猫が吐いてしまうと飼い主さんとしては不安になりますよね。
猫の嘔吐の原因は、便秘の場合も多いようです。本来猫は便秘しがちな動物ですが、嘔吐をともなうような慢性的な便秘を放っておくのはよくありません。

嘔吐を引き起こす便秘の原因としては、水分不足・ストレスやブラッシング不足・誤食などに加え、いくつかの疾病も考えられます。便秘を放置せず原因を理解し、普段から飼育環境・お世話に気を配りましょう!

この記事では、嘔吐をともなう便秘の原因や、便秘をしやすい愛猫に対して飼い主さんができることなどを紹介します!

まとめると

猫は便秘すると嘔吐しがちな動物……便秘の原因は水分不足・ストレス・誤食など。便秘は放置すると重い疾病につながるリスクもある。便秘を解消するには?

この記事では以下のことがわかります

  1. 便秘の猫は嘔吐してしまうことがある
  2. 嘔吐をともなう便秘にはどのようなものがある?
  3. 愛猫の便秘を放置したらどうなる?
  4. 愛猫の便秘解消法とは?

上記それぞれについて具体的に説明します。

便秘の猫は嘔吐してしまうことがある

便秘の猫は嘔吐してしまうことがある

猫は便秘すると、吐いてしまうことがあります。まず、その背景を理解しておきましょう!

猫はそもそも便秘をしやすい

猫を飼っている方にとって、便秘自体は珍しいことではないかもしれません。もともと猫はあまり水を飲まないため、水分不足で便が硬くなり便秘をしやすい動物です。ただし、便秘が何日も続いたり、嘔吐をともなったりする場合は注意が必要です。

猫の排便回数や排便量には個体差があり、「○日間排便がないので便秘」というものではありません。愛猫にいつものリズムどおりの排便がなかったら、便秘と考えましょう。

便秘の猫が嘔吐をしてしまう2つの原因

猫が便秘をすると吐いてしまう原因は、おもに以下の2つが考えられます。

力み過ぎてしまう

元気で食欲もありトイレに行く回数も変化がない状態にも関わらず、排便の際に吐いてしまうという場合は、力み過ぎが原因の可能性があります。

水分不足などで便秘気味になっていると、うんちは猫の体内で固くなってしまいます。固い状態のうんちを力んで出そうとすると、嘔吐してしまうこともあるのです。その症状が何日も続かなければそれほど心配はいりませんが、継続的にその状態が見られる場合は動物病院の受診をおすすめします。

腸に便が詰まっている

慢性的な便秘に陥ってしまうと、便が腸の中にたまり、やがては腸が詰まるまでに発展してしまうことも。その際に嘔吐をともなうことがあります。

便が腸で詰まってしまうと、自力ではまったく排泄できなくなってしまい、最悪の場合、便がつまった場所の腸が壊死してしまったり、腸が破けてしまったりといった、命に関わる危険な状態になることもあります。便秘状態が続いていると思ったら、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

嘔吐をともなう便秘にはどのようなものがある?

嘔吐をともなう便秘にはどのようなものがある?

猫にとって、どのような便秘が嘔吐を引き起こしてしまうのでしょう。ここでは、嘔吐をともなう便秘の原因がどのようなものかを解説します。

水分不足などによる便秘

水分不足が起こると、便は固くなりがちです。それによって軽い便秘が起こり、力んでも便が出ないときには嘔吐してしまうことがあります。ただし、軽度の便秘も慢性化すると後述の巨大結腸症につながることもあるため、放置せず対処しましょう!

水分不足による便秘の予防対策としては、ご飯の内容を変えたり、飲水場所を見直したりするなどが考えられます。飲水に関しては、愛猫が水を飲みたいときに飲める環境になっているかどうか、また、飲水の場所や水分の摂取量もポイントです!

愛猫の性格に合わせ、愛猫の好きな場所で水が飲めるようにしてあげましょう。また、冬場はどうしても夏場より水分摂取量が少なくなりがちなので、ほかの季節以上に気を配ってあげてください!

ストレスや毛球症による便秘

毛球症とは、ストレスやブラッシング不足などを発端に、毛をしつこく舐めるようになった愛猫が、結果として毛玉を飲み込んでしまうことで発症するものです。この毛球症でも便秘になります。毛は消化されないので、飲み込んでしまうと胃や腸の消化器官に詰まってしまうのです。

さらには、消化器官に詰まった毛が巨大化してしまうと、除去するために外科手術が必要になる可能性も…。

そうならないようにするためには、日頃から丁寧にブラッシングをし、愛猫がストレスをためないような環境作りをすることが大切です。また、食物繊維が豊富に含まれたフードは、毛玉を体内にたまりにくくする効果が期待できるのでおすすめです!

おもちゃや紐・リボンの誤食による便秘

おもちゃや紐、リボンなどを誤って飲み込んでしまい、結果的に腸が詰まって嘔吐をともなう便秘を引き起こすこともあります。この場合は、腸閉塞につながるリスクがあります。

飼い主さんが早い段階で気付き動物病院を受診すれば、口から吐き出させる処置ができるケースもあるようです。異物の大きさや位置によっては、内視鏡手術・開腹手術が必要になります。

会陰ヘルニアによる便秘

会陰ヘルニアは、肛門周囲の筋肉がゆるみ、ゆるんでできた隙間にお腹の中の脂肪や腸管の一部が入り込んでしまう状態です。この状態が続くと、便がたまって便秘になります。治療のためには、基本的に外科手術が必要です。

巨大結腸症

便秘が慢性化すると便を押し出すために腸を動かす神経が正常に働かなくなってしまい、その結果、たまった便によって大腸が拡張する巨大結腸症を招いてしまうこともあります。巨大結腸症が重症化すると、猫は自力で便を出せなくなります。

食餌療法や便軟化剤などを用いて治療するケースが一般的ですが、症状が重い場合には外科手術が必要となります。

愛猫の便秘を放置したらどうなる?

愛猫の便秘を放置したらどうなる?

猫は比較的便秘をしやすい動物ですが、軽い便秘でもそのまま放っておくのはよくありません。便秘の放置はさまざまなリスクをともないます。

食欲不振や嘔吐を併発する

猫の便秘を放置していると、食欲不振や嘔吐につながります。

巨大結腸症のリスクを招く

便秘が慢性化すると便を押し出すために腸を動かす神経が正常に働かなくなってしまい、その結果、たまった便によって、 大腸が拡張する巨大結腸症を招いてしまうこともあります。巨大結腸症が重症化すると、猫は自力で便を出せなくなります。
たとえ軽度の便秘でも、慢性化してしまうと巨大結腸症のリスクを招いてしまうので、しっかり対処しましょう!

食餌療法や便軟化剤などを用いて治療するケースが一般的ですが、症状が重い場合には外科手術が必要となる場合があり、一定期間続く便秘の放置はおすすめできません。

愛猫の便秘解消法とは?

愛猫の便秘解消法とは?

便秘による嘔吐や重い病気を防ぐには、愛猫を観察して便秘にならないようにケアしましょう。日頃から飼い主さんにできる便秘解消法を解説します!

水分の摂取を意識する

猫に必要な水分量は多くはありませんが、そうとはいえ、水分不足は便秘の原因になりえます。少しでも水分を摂りやすくするためには、ウェットフードを利用したり、ドライフードの場合も水分でふやかして与えたりするなどの対策をしましょう。症状がなかなか改善されない場合、獣医師に相談し動物病院で提案される便秘ケア用のサプリメントやフードの給与を検討するのもおすすめです!

フードの変更

人間同様、食事の内容は便通と大きく関係しています。現在食べさせているフードが愛猫の体質に合わないため、便秘になっている可能性もあるでしょう。フードの成分をチェックし、繊維質の配合量が多いものや、乳酸菌などお腹の調子を整える成分が含まれているものをチョイスします!
それでも何度も便秘を繰り返すようなら、フードに関して獣医師に相談するのもよいでしょう。

運動不足を解消する

運動不足が続くと腸の活動が活発にならないので排便が促されず、便秘の原因となることがあります。猫の便秘解消のためには、運動不足にならないようにすることも大切です。広い場所で遊ぶ機会を増やしたり、キャットタワーなどを設置したりして高低差のある環境を用意してあげましょう。

特に年齢を重ねた猫はあまり動かなくなり寝てばかりいますので、飼い主さんの働きかけが重要です。心臓の病気や、関節痛などの痛みがなく元気な猫であれば、愛猫と一緒に遊ぶ時間を増やし、意識的に運動の機会をつくってみましょう。

おなかをマッサージする

飼い主さん自身が愛猫のおなかをマッサージして腸の動きを活発にし、便秘解消をめざすのもおすすめです。腸で便が固まっているとさわったときにわかります。軽くなでるようにマッサージしてあげましょう。初期の軽い便秘には、効果が期待できるようです。

ただし、おなかをさわられることを極端に嫌がる猫だと、マッサージは返ってストレスになる可能性も。そのような性格の猫の場合、マッサージは控えます。

トイレ環境を見直す

猫はキレイ好きな動物です。特に神経が細やかな猫の場合、トイレの掃除状況や砂が気に入らないと、トイレを我慢して便秘になることもあります。猫が落ち着いて排泄できる環境がどうか、トイレの衛生状態・容器・猫砂を見直してみましょう!トイレはこまめに手入れし、猫が気に入る砂を使ってください。

多頭飼育の場合、ほかの猫の排泄物が気になってトイレを我慢する猫もいるようです。多頭飼育なら、猫の数より多くトイレを用意することが理想的です。

まとめ

猫は便秘しがちな動物ですが、便秘が原因で吐いてしまうこともあります。嘔吐をともなうレベルの便秘は、水分不足・毛球症・誤食・会陰ヘルニア・巨大結腸症などが考えられます。

つい「たかが便秘」と考えがちですが、便秘は放っておくと外科的治療が必要な疾病につながるリスクを持ち合わせています。そうなってしまっては、愛猫に大きな負担を強いることになるので、飼い主さんが日頃から愛猫の排泄に注意を払ってあげることが必要です!

飼い主さんにできる便秘解消法は、水分摂取やフードの工夫・運動不足の解消・おなかのマッサージ・トイレ環境の整備など。これらの解消法で愛猫を便秘から解放してあげましょう!

主な症状・お悩み
  1. 猫が吐く
  2. 猫のストレス
  3. 猫の便秘

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