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病気のサイン?愛猫がご飯を食べないときの原因と対策

愛猫が中々ご飯を食べてくれない……飼い主さんとしては、とても心配になりますよね。猫は、もともと食べたいときに食べるという傾向がある動物なので、ご飯を食べたがらないことも珍しいことではありません。ですが、ご飯を食べないことが病気のサインとなっていることもあります。

愛猫があげてくれる大事なサインを見逃さないためには、どうすればいいのでしょうか?そこでこの記事では、猫がご飯を食べてくれないときの原因や対策についてご紹介します。愛猫の食べないお悩みに飼い主さんが自宅でできる工夫についても紹介していますので、ぜひお役立てください。

この記事では以下のことがわかります

  1. 猫は食欲がなくても病気とは限らない理由
  2. 病院を受診する目安
  3. 猫がご飯を食べない原因
  4. ご飯を食べてくれない時の対策

\先に対策を確認したい人はこちらから/

猫がご飯を食べてくれない時の対策を紹介

猫に食欲がなくても病気とは限りません

猫に食欲がなくても病気とは限りません

愛猫がご飯を食べてくれないときは、具合が悪いのではないかと心配になってしまいますね。

しかし人間と同じように年齢や個体差による違いもあり、ご飯を食べないからといって必ずしも健康に問題があるとは限りません。

猫はもともと食欲にムラがある

猫はもともと食べたいときに食べたい分量を食べる習性があります。そのため、気分によって食べたり、食べなかったり…ということも珍しくありません。ご飯を出したときにすぐに食べないときや、ちょっとずつしか食べないときでも、一日トータルで見たときに必要な分量を食べてくれているのであれば、体の不調ではない可能性が高いです。

猫の食欲は個体差が大きい

猫の食欲の程度は、猫によって異なります。品種による体の大きさの違いだけでなく、日中に家の外に出るか出ないかの違いなど、複数の猫を飼っているときには環境の違いによって食べる量に差が出ることがあります。

『総合栄養食』と表記されている、猫に必要な栄養がきちんと摂れるキャットフードのパッケージには、体重別に必要なご飯の量の目安が書いてあります。ご自身の愛猫にとって必要な量がどのぐらいなのかを日々のご飯の量から把握しておき、きちんと適性な分量を食べているかチェックしましょう!

こんな時は気を付けて!動物病院を受診する目安と考えられる病気

こんな時は気を付けて!動物病院を受診する目安と考えられる病気

猫は食欲にムラがあるとしても、次のケースのように「まったく食べない」という状態が続く場合には様子見をしてはいけません。病気や体の不調が原因になっていることがあるため、一刻も早くかかりつけの動物病院を受診しましょう!

動物病院を受診する目安

以下は食欲がない猫を動物病院に連れていく目安です。

  1. 生後半年以内の子猫:12時間以上何も食べないとき(生後1~2ヵ月の場合は、よりデリケートなので8時間を目安にした方がよいでしょう)
  2. 生後13ヵ月以上の成猫・高齢猫:24時間連続して何も食べないとき
    ※※特に肥満の猫の場合には、絶食が続くと、身体に必要なエネルギーを得ようとして急激に肝臓に負担がかかり、『肝リピドーシス』と呼ばれるとても危険な状態になる可能性があります。

このように長時間にわたって愛猫が食べ物を口にしないときには、何らかの異常が隠れている可能性が高いため、他の症状が生じていないかも注意深く見てあげてください。

例えば、嘔吐や下痢をしていたり、元気がなかったりするなどの症状が見られる場合にも要注意です。たとえ絶食時間が短かったとしても、明らかな体の不調が見られるときは、すぐにかかりつけの動物病院を受診しましょう。

考えられる病気

食欲に直結する病気としては消化器系・肝臓・腎臓などに不調がある可能性が考えられます。

また、ウイルス感染症にかかっている場合も食欲不振につながります。ウイルス感染では全身の不調の他にも、ウイルス感染による口内炎や、加齢により歯周病が進んだ場合など、口の中の痛みが原因で、思うようにご飯が食べられないことがあります。

もしも愛猫が普段からごみ箱をあさったり、ビニール袋や紙袋の取っ手のヒモをかじったりすることが好きな場合は要注意です!飲み込んでしまったヒモが腸に詰まってしまったときは、激しい腹痛が起こりますし、命に関わる場合もあります。詰まってしまったヒモは手術で取り出さなければならないため、すぐに動物病院の受診が必要です。

「病気かもしれない」と心配になったら、まずは落ち着いて愛猫の様子をていねいに観察し、食欲不振以外の症状が見られないか確認しましょう。発熱や下痢、嘔吐、くしゃみ、大量のヨダレ、急に元気がなくなった、などの症状が見られる場合には、早急にかかりつけの動物病院を受診しましょう。

愛猫がご飯を食べない原因

愛猫がご飯を食べない原因

病気の可能性は少ないが、極端に愛猫がご飯を食べたがらないときには、原因がいくつか考えられます。愛猫がご飯を食べないときでも、原因がわかるかわからないかで飼い主さんの不安の大きさも違いますよね。

この章では、食欲のムラ以外で猫がご飯を食べないときの原因について解説します。

ご飯が好みではない

猫にも人間同様、ご飯の好き嫌いがあります。好みではないご飯には、見向きもしてくれないことも珍しくありません。

なお、猫は味覚を感じる能力よりも、においを感じる能力にとても優れています。そのため、味よりもにおいに頼って食べ物を判別していると考えられています。

また、猫は子猫(約生後6か月齢まで)の時期によく口にしていた食べ物のにおい、味や食感を好む傾向があり、成猫になると、今まで食べたことのない食べ物を拒否してしまうこともあります。

加齢による食事量の変化

人と同じように、猫も年を取ると食べ物をかむ力や、消化能力が衰えてきます。そのため、愛猫が若いころに比べると、食が細くなったように感じることもあるでしょう。

生活環境に順応できていない

引越しや旅行などで飼い主さんが長期間不在のためペットホテルや知人に預けたりすると、生活環境の変化によって愛猫は大きなストレスを感じる場合があります。猫は「いつもと違う物事、状況」にとても敏感な動物です。この他、愛猫がストレスを感じてしまう要因は、次のケースが考えられます。

  1. 子どもが猫にちょっかいをかけすぎる
  2. 新たに、別のペットを飼い始めた
  3. 多頭飼いの場合、ほかの猫にご飯を取られてしまう
  4. 飼い主さんの家庭に赤ちゃんが生まれた
  5. 猫のトイレの近くにご飯を置いている

ストレスを感じると人間と同じように体調不良を引き起こしてしまうことがあります。飼い主さんは、愛猫ができるだけリラックスできる環境を整えられるよう気を遣ってあげましょう。

ワクチンや健康診断などで病院に連れて行った後

我が家の愛猫は動物病院が大好き!という飼い主さんは少ないのではないでしょうか?

動物病院は猫にとって、家から移動しなければならなかったり、いつもと違うにおいや物音がする場所で、知らない人に触られたりといったストレスを受けやすい場所です。

ですので、動物病院に行った後はいつもより少し注意して愛猫の様子を観察するように意識しましょう!猫は、ワクチン接種や健康診断などで病院に行った後、一時的に元気がなくなり食欲が落ちてしまうことがあります。猫によっては、病院に行っただけで食欲不振になってしまうことも。

ワクチン接種やその他の治療で投薬を受けた後は、ワクチンや薬の副作用によって体の不調が起きる可能性もありますので、帰宅後は安静にして、気を付けて様子を見てあげましょう。

もしもぐったりしていて元気がないときには、すぐにかかりつけの動物病院に相談してくださいね。

自宅でできる!愛猫がご飯を食べてくれない時の対策

自宅でできる!愛猫がご飯を食べてくれない時の対策

猫がご飯を食べてくれない原因が病気の場合は適切な治療が必要になりますが、「ご飯の内容」や「ストレス」によって食べないことも多いです。後者の場合は、飼い主さんが工夫することによって愛猫の『食べない』に対処できることもあります。

ここからは、ご飯を食べてくれない愛猫のために飼い主さんができることについて解説します。

【フード対策】フードを温める・ふりかけを使う

猫は味覚を感じる能力よりも、においを感じる能力にとても優れています。

フードを温めて香りを立たせたり、猫用のふりかけをかけたりするなどの工夫をする方法もあります。基本的に市販の『総合栄養食』と表示されているキャットフードであれば、猫に必要な栄養が不足することはありませんので、フードにトッピングをするときは、栄養バランスを崩さないよう、トッピングの食材の種類、カロリーや量に気を付けましょう。

【フード対策】ご飯を変える

猫にはそれぞれ好みのにおいがあり、一概に「このにおいが良い」とは言い切れませんが、日本の多くの猫は、サケなどのお魚のにおいを好む子が多いようです。愛猫がもしお魚味のキャットフードを好んで食べている猫なら、よりお魚のにおいを感じられるフードに変えると食いつきが良くなるかもしれません。

また、いつも同じご飯をあげていると、飽きて食べなくなってしまうことがあるので、ご飯にも変化をつけてあげましょう。

猫は、子猫のときに食べていた食事の味を好むようになるといわれているので、今のキャットフードでご飯があまり進まないのであれば、他の味にしてみることをおすすめします。

例えば、現在お魚味のフードであるなら、鶏肉や豚肉など、お肉をメインとしたフードに変えて様子を見てみるのもよいでしょう。

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食いつきに定評あり!お肉味とお魚味のキャットキャットフード

【ストレス対策】毎日の「遊び」の時間を確保する

たっぷり遊べば、お腹が空いてたくさんご飯を食べてくれるはずです。体を動かすことはストレスの解消にもつながります。

猫は、お腹がすいていなくても狩猟本能を発揮する動物なので、動くものを追いかけることが大好きです!しかし、家で留守番をしている時間が長く、家に遊ぶものがない場合には、ストレスを感じてしまうことがあります。

一般的に猫が好むおもちゃとしては、猫じゃらしや電動のネズミのおもちゃが挙げられます。また、フードを取り出す工夫が必要なおもちゃ(トイレットペーパーの芯やペットボトルに小さな穴を開けてフードを入れ、転がすと少しずつ中身が出てくるようにしたものなど)も喜んでくれるでしょう。

留守中や、飼い主さんが忙しくて遊んであげられない時など、愛猫が1匹で楽しく時間を過ごすことができ、ご飯も食べることのできるアイテムです。

【ストレス対策】猫がリラックスできる環境にする

猫がリラックスできる環境を整えることも大切です。

例えば、引越しによる環境の変化が愛猫にとってストレスになっているときは、あらかじめ普段からお気に入りの毛布やおもちゃを用意してあげるだけで安心してくれるかもしれません。愛猫にとって馴染みのあるものを用意し、食事、トイレ、休憩、睡眠といった、猫の生活に必要なことが安心してできる環境づくりを考えてあげましょう。

また、猫はリラックスしているとき、自分の寝床など、家の中のあちこちに顔をこすりつけますが、この時猫の顔から出ているフェロモンは『幸せのしるし』と呼ばれ、猫に安心感をもたらす作用があります。愛猫がリラックスしているかどうかは、頬の『スリスリ』が良く見られるかどうかでも確認することできます。

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まとめ

もともと猫は、食欲にムラがあるほうです。気分次第でご飯をあまり食べなくなることもあります。

ですが、長時間ご飯を食べないときには体調が悪い可能性を考えてあげてください。

食欲不振の原因となるのは、病気やご飯の好み、加齢、ストレス、動物病院の通院後などさまざまです。愛猫の様子をしっかりと観察して、適切な対応を心がけましょう。

また、愛猫ができるだけストレスなくご飯を食べられるように、日々の生活で気を遣ってあげることが何より大切です。

新しいおもちゃを試したり、ご飯に変化をつけたりすると喜んでくれる場合もあります。たくさん遊んで、ご飯も食べて元気な姿をいつまでも見せてほしいものですね。

主な症状・お悩み
  1. 猫が食べない
  2. 猫に好き嫌いがある
  3. 猫の加齢

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