MENU

VIRBAC SERVICE

ペットのお悩みQ&A

ペットの日頃気になることや
お悩みに役立つ記事をお届けします

愛猫がおもらし(粗相)をしてしまう原因と対策は?対策グッズや対処法も紹介

猫を飼っていると、布団や絨毯などトイレ以外の場所で「おもらし(粗相)」をしてしまうケースがあります。

 

「今までトイレでできていたのに…なぜ?」
「毎回の掃除が面倒」
「いつも同じところにされて、ニオイがとれなくて困っている…」

 

飼い主さんはおしっこのニオイや汚れ、掃除や物品の買い替えなどに悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

この記事では、愛猫がおもらしをしてしまう原因や予防するための対策、おもらし後の対処法などについて紹介します。愛猫のおもらしに困っている、しつけても改善しないといった悩みを抱えている方は、ぜひチェックしてくださいね♪

この記事は以下のことがわかります

  1. 猫はなぜトイレ以外の場所におもらし(粗相)をしてしまう原因
  2. 愛猫のおもらしはどう対策したらいい?
  3. 愛猫がおもらしをしてしまったときの掃除・対処法

猫はなぜトイレ以外の場所におもらし(粗相)をしてしまうの?考えられる原因

猫はなぜトイレ以外の場所におもらし(粗相)をしてしまうの?考えられる原因

家で飼われている猫は「同じ場所で排泄する」という本能を持っているため、トイレのしつけをきちんと行なっていれば、基本的におもらし(粗相)が起こることは少ないです。

ではなぜ猫がトイレ以外に排尿をするのでしょうか?ここでは考えられる原因を紹介していきます。

飼育環境が原因

愛猫がおもらし(粗相)をする原因としては飼育環境、特にトイレの環境に対する不満が最も多いといわれています。

  1. トイレが汚い
  2. トイレが落ち着いた環境にない
  3. 猫の体格や好みにあったトイレではない

といった理由などから愛猫がトイレの環境に不満をもっているかもしれません。

また、

  1. 引越をした
  2. 新しい家族やペットの加入
  3. 自宅に家族以外の人間がきた

など、環境の変化にともなうストレスや緊張が原因でおもらしをしてしまうケースもあります。

老化が原因

人間と同じく猫も年齢を重ねると、老化によって身体機能や運動能力が低下します。

排泄すべき場所がわかっていても、関節や筋肉を思うように動かせない場合、トイレにたどり着けなかったり、うまくまたげなかったりすることでおもらしをしてしまうのです。

病気が原因

膀胱炎や腎臓病など排尿に関わる病気を発症した場合も、おもらしをしてしまうケースがあります。

排尿回数があまりにも多い、おしっこの色やニオイに違和感があるなど、何らかの異常・兆候を見つけたら動物病院ですぐ検査してもらいましょう。

発情が原因

猫は発情期に入ると、おもらしをしてしまう可能性があります。

特に発情したオス猫はメス猫に対するアピール、ほかのオス猫にライバルである自分の存在をアピールするために排尿、壁などの垂直な面に、スプレー状に少量の尿を噴射して、自分の性フェロモンをあちこちに残そうとするのです。

愛猫のおもらし(粗相)はどう対策したらいい?

愛猫のおもらし(粗相)はどう対策したらいい?

愛猫のおもらし(粗相)に悩まされている場合、どのような対策を講じるべきか紹介していきます。以下で挙げている対策もあくまで一例なので、参考情報としてご覧くださいね♪

愛猫が嫌がるトイレ環境の見直し

猫はきれい好きなので、トイレが汚れていると当然ながら嫌がります。不適切な排泄(粗相)を防ぐためには、清潔かつ衛生的なトイレ環境を作ることが大切です。

トイレ環境を見直しするポイント

  1. こまめに掃除する
  2. トイレは静かで落ち着ける場所に置く
  3. 猫の体格にあったサイズにする(体長の1.5倍程度が良い)
  4. 猫の好みにあう猫砂にする
  5. 猫の数より1つ多くトイレを設置する

愛猫のストレス原因を知り、改善する

猫はストレスがたまると、飼い主さんに不安や不満を訴えるために尿マーキングを行なう可能性があります。

立った状態で少量のおしっこを出したり、同じ場所に何度もおしっこをかけたりしている場合、愛猫のストレス原因を取り除いてあげましょう。

さきほど紹介したトイレ環境の見直しの他、遊んであげる時間を増やしたり、ブラッシングをしてあげたりすることも効果的です。日頃から愛猫としっかりコミュニケーションをとって、ストレスを発散させましょう!

愛猫がおもらしをしてしまったときの掃除・対処方法

愛猫がおもらしをしてしまったときの掃除・対処方法

愛猫がおもらしをしてしまったときの掃除方法や対処法についても、一例を紹介していきます!

猫が布団などにおもらししてしまった場合

猫のおしっこはニオイが強く、洗濯だけでは落ちない可能性があります。同じ場所にされる場合もあるのでなるべくニオイを残さないようにしましょう。

ニオイを元から取り除くためには、重曹・クエン酸を併用しながら以下の手順で洗います。

  • おしっこで汚れた部分に重曹をかけ、10分程度経ったら熱湯で洗い流す
  • 水気がなくなったら、クエン酸を大量にかけてニオイを取り除く
  • いつもどおり洗濯する

重曹・クエン酸は100円ショップでも販売されているので、気軽に試せますね♪
また、海外では猫のおしっこのニオイをとる効果を高めるために、酵素入りの専用洗剤も市販されているので、通販サイトなどで入手しぜひ試してみてはいかがでしょうか?

絨毯などにおもらししてしまった場合

絨毯など洗濯できないものに愛猫がおもらしをしてしまった場合は、少量ずつ熱湯をかけては拭き取るという手順を繰り返せば、ある程度ニオイを取り除くことができます。

水蒸気を使うスチームクリーナーを使えば、より強力な除去効果が期待できるので、持っている方はぜひ使ってみてください!

ペットのおしっこのニオイ取り専用のクリーニングに頼む

「何をしてもニオイが消えない!」というときは、クリーニング業者に依頼するのも手です。ペットのおしっこのニオイ取りを専門にしている業者もいるため、自分でやるのは不安という方はプロに任せてみましょう♪

まとめ

愛猫がおもらし(粗相)をしてしまった場合、必ず何らかの理由があります。おもらしをしたからといって、むやみに叱るようなことをしてはいけません。まずは原因を考えたうえで、必要な対策・対処法に取り組むことが大切です。

おもらしは愛猫からのサインと考え、その気持ちに寄り添ってあげれば、飼い主さんと愛猫の絆もさらに深まるでしょう!

主な症状・お悩み
  1. 猫のおしっこトラブル
  2. 猫のストレス

関連商品

商品ページに移動しますか?

記事に移動しますか?