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愛犬のシャンプーのやり方を徹底解説!頻度や嫌がる場合の対処法も紹介

犬を飼っている場合、汚れやニオイ取り除くための定期的なシャンプーは欠かせません。しかし、自宅で愛犬のシャンプーをするにあたって、やり方がよくわからない、愛犬が嫌がってどうしようもないなど、困ってしまった経験はありませんか?

この記事では、愛犬のシャンプーのやり方をステップごとに解説。またシャンプーの必要性や頻度、準備するものなどについても紹介していきます!

犬が嫌がる場合の対処法も紹介するので、愛犬の身体をキレイにするためにもしっかり学んでおきましょう!

この記事では以下のことがわかります

  1. 愛犬のシャンプーをする際に準備するもの
  2. 愛犬のシャンプーのやり方
  3. 犬にはなぜシャンプーが必要?シャンプーの頻度は?
  4. シャンプーを嫌がる場合はどうしたらいい?

愛犬のシャンプーをする際に準備するもの

愛犬のシャンプーをする際に準備するもの

愛犬をシャンプーする時に必要なものは、シャンプーとコンディショナーだけではありません。

以下に挙げているものを準備しましょう。

  1. ブラッシング用ブラシ
  2. バスタブ
  3. シャンプー
  4. コンディショナー
  5. 泡立てネット
  6. タイマー
  7. タオル
  8. ドライヤー
  9. 保湿液

ブラッシング用のブラシ

シャンプー前にブラッシングをしておくと、あらかじめ抜け毛を取り除いたり、毛玉をほぐしたりすることができます。

毛玉を放置してシャンプーをすると、毛玉の下の皮膚トラブルを見逃したり、毛玉があることですすぎ残しができ皮膚炎などの原因になることもあります。

最後の仕上げとして毛並みを整えるときにも使うため、忘れずに用意しておきましょう!

ペット用のバスタブ

愛犬をペット用のバスタブに入れると行動が限られるので、落ち着いてシャンプーができます。

小型犬用・中型犬用などサイズが分かれているため、愛犬の体格に合わせて選びましょう。

愛犬の皮膚状態に合わせた犬用シャンプー

犬の皮膚は人の皮膚よりデリケートにできています。そのため必ず犬用シャンプーを準備しましょう。

犬用以外のシャンプーを使うと、愛犬の皮膚を傷めてしまう可能性があります。

どんなシャンプーを選べばよいの?シャンプーは愛犬の皮膚の状態に合わせて選びますので獣医さんに相談してシャンプーを決めるのがおすすめです。

例えば、皮膚に感染した菌が悪さをする膿皮症(のうひしょう)なら「抗菌性シャンプー」が、べたつきやフケが出る脂漏症(しろうしょう)なら「角質溶解シャンプー」がおすすめといった感じで教えてくれるため、忘れないようメモしておくと安心です♪動物病院でしか処方できないシャンプーもあるのでネットで買う前に必ず相談しましょう。

 

\おすすめシャンプー/

カサカサ?べたつき?愛犬の皮膚のお悩みにあったシャンプーを紹介

 

犬用コンディショナー

人間の髪の毛と同じく、犬の被毛もかさつくことがあります。犬用コンディショナーを使えば、さらさらで触り心地のいい被毛になるので、愛犬の可愛さも一際アップしますよ♪

 

\コンディショナー選びに迷ったら/

 

泡立てネット

泡立てネットがあれば、少ないシャンプー量でもしっかり泡立ちます。

節約につながるのはもちろん、皮膚への負担も小さくなるため、まさに一石二鳥ですね♪

タイマー

シャンプーの薬用成分を発揮させるためには、皮膚トラブルがある部分(患部)に泡をつけた状態で5~10分ほど待つ必要があります。正確に時間を計りたいなら、タイマーも用意しておいてくと◎

皮膚トラブルがない部分については、5分も泡をつける必要はないです。

吸収性の良いタオル

シャンプー後はタオルドライで愛犬の身体を乾かすので、あらかじめ吸収性の良いタオルを何枚か用意しておきましょう。

必要なタオル枚数は被毛の量や長さによって変わりますが、犬用タオルは特に吸収性が優れているため、洗濯物を減らしたいならおすすめですよ♪

ドライヤー

タオルドライに加えてドライヤーを使うと、より早く被毛を乾かせます。ただし、ドライヤーは皮膚を乾燥させるので、耳の飾り毛や脇の毛など乾きにくい部分を乾かすだけにとどめ、基本的にはタオルドライをするようにしましょう。

ドライヤーは熱すぎないように体から離して、毛の水分を飛ばすようなイメージで使うといいです。音に敏感な犬では怖さを感じてしまうため使わない方が良いでしょう。

また皮膚トラブルのある犬では皮膚が乾燥しやすい傾向にありますので、なるべくタオルドライを中心に乾かしましょう。

犬用保湿液

犬の皮膚は人の皮膚の1/4くらいの厚さしかないといわれていて、とてもデリケートにできています。そのため、シャンプーなどで皮脂を洗い流した後は乾燥しやすくなります。

乾燥から皮膚を守るためにも保湿液でのフォローは欠かせません!スプレー・ローション・クリームなど種類は豊富ですが、使いやすく愛犬に合っているものなら何でもOKです。

ただし、ベタベタが強い保湿液は汚れやすいので、なるべく避けてくださいね。犬用保湿液を使って、皮膚の潤いを守ってあげましょう♪

 

\保湿液選びで迷ったら/

 

愛犬のシャンプーのやり方

愛犬のシャンプーのやり方

必要な準備が整ったら、以下のやり方にしたがってシャンプーを実践してみましょう!

 

\動画でやり方を確認したい人はこちら/

おうちでできるシャンプー動画

 

【ステップ1】しっかりブラッシングして、全身をぬるま湯でよく濡らす

犬のシャンプーステップ1:ぬらす

濡らす前に抜け毛や毛玉をブラッシングで処理しましょう。

温度は30~35℃、皮膚と被毛にまんべんなく水分が行き渡るようぬるま湯をかけてください。大体5分くらいが目安です。

ぬるま湯を頭からかけると犬がびっくりすることもあるので、お尻のように頭から遠いところからかけ始めてください。

【ステップ2】シャンプーをマッサージするように優しく洗う

犬のシャンプーステップ2:洗う

泡立てたシャンプーで優しく洗いましょう。

シャンプーを皮膚の上でゴシゴシして泡立てると皮膚に負担をかけます。できれば泡立てネットなどで泡立てたシャンプーを指の腹を使いながら、マッサージするように優しく馴染ませましょう。泡立たないシャンプーもあるのでそのまま液体で使うのもOKです。人の顔を洗うときと同じ要領です。

汚れが強いときはプレシャンプー(予洗い)をしていったんすすいだ後、本シャンプーでもう一度洗ってください。

皮膚トラブルがある犬の場合まず患部にシャンプーの泡を馴染ませてから、全身に泡が行き渡るよう洗いましょう。

薬用成分を浸透させるためには、患部に泡をつけてから5~10分ほど時間が経過すれば大丈夫です。患部以外は5分も泡をつけておく必要はないので、後回しにしても問題ありません!

この時に皮膚の他の部分に赤みなどがないかも確認するようにすると、5~10分はあっという間に過ぎますよ。

【ステップ3】シャンプーが終わったら、身体の後ろからぬるま湯をかけてすすぐ

犬のシャンプーステップ3:すすぐ

シャンプーが一通り終わったら、ステップ1と同じようにぬるま湯をかけてください。

指の間、脇やおなかの部分などは見えづらいためすすぎ残しが多い場所です。こういう部分は丁寧に洗ってすすぎ残しがないようにしましょう。

【ステップ4】お湯で薄めたコンディショナーを全身にかけて、手で揉むように馴染ませる

コンディショナーを使う場合、あらかじめお湯で薄めておいたものを全身にかけます。

【ステップ5】優しくタオルドライして、自然乾燥させる

犬のシャンプーステップ5:乾かす

タオルドライでは、タオルに水分を吸収させるように優しく拭きます。

また、保湿液もこのタイミングで使いましょう。

ドライヤーを使う場合熱すぎる風だと皮膚が乾燥してかゆくなったり、皮膚トラブルの原因となったりする可能性があるので、犬の身体から30cmほど離してぬるめの温風を当ててください。

犬にはなぜシャンプーが必要?シャンプーの頻度は?

なぜ犬にシャンプーが必要なのでしょうか?またその頻度はどれくらいが良いのでしょうか?適切なスキンケアを行い、愛犬との時間を楽しみましょう♪

犬にシャンプーが必要な理由

犬も人間同様、皮膚を綺麗に保つためにシャンプーが必要です。

犬の皮膚も人の皮膚と同じように新陳代謝(ターンオーバー)があります。犬種や皮膚の状態によってはフケがたまることがあります。また、お散歩などで皮膚や毛が汚れることがあります。

また、皮膚にかゆみ、べたつき、かさつきなどのトラブルを持っている犬はかゆみを緩和、べたつきやかさつきをすっきりするためにも皮膚を清潔に保つ意味でシャンプーが必要になります。

シャンプーの頻度は獣医さんに相談しよう

犬のシャンプーの適切な頻度はその犬の皮膚状態によって変わってくるので、一概に月〇回がおすすめとは言い切れないのが実情です。

愛犬へのシャンプーは少なすぎるのも問題ですが、逆に多すぎると愛犬の皮膚を傷めてしまうこともあるため、多ければいいというわけでもありません。

皮膚の状態は季節によっても変化するため、そのときどきによって愛犬に合ったシャンプーを選ぶようにしましょう!

愛犬にとってシャンプーの適切な回数がわからない、どのシャンプーを選ぶべきか迷ってしまうという場合は、飼い主さんだけで判断せず獣医さんの意見を聞くのがおすすめです。スキンケア診療の知識に基づく、的確なアドバイスをくれるはずです◎

シャンプーや保湿液によるスキンケアは、飲み薬や注射薬などと併用しやすいうえ、副作用も起こりにくいので、おうちでも行なうことができます。適切なスキンケアを実施すれば、愛犬の身体がキレイになるのはもちろん、皮膚の働き(皮膚バリア)も改善され、皮膚トラブルが起こりにくくなるでしょう。

愛犬がシャンプーを嫌がる場合はどうしたらいい?

愛犬がシャンプーを嫌がる場合はどうしたらいい?

もし愛犬がシャンプーを嫌がる場合、以下の対処法を試してみてくださいね。

お湯を頭からいきなりかけない

いきなりお湯を頭にかけると、犬だって驚いてしまいます。これが原因でシャンプー嫌いになってしまうこともあるため、お尻から優しくお湯をかけてくださいね。

使うお湯の温度は、高すぎると皮膚を乾燥させ、かゆみの原因になるので、あらかじめ30~35℃くらいに調節しましょう!

お風呂が楽しいということを教えてあげる!

スムーズにシャンプーをするためには、愛犬がお風呂場に慣れることも大切です。

例えば、お風呂場の中で一緒に遊んでみたり、おやつをあげてみたりすると、愛犬にとって「お風呂場=楽しい」と印象付けられるでしょう。

愛犬の楽しみだけでなく、シャンプー漬け置きのとき自分の好きな音楽を流すなど、飼い主さんが楽しく過ごせるような環境を用意するのもおすすめですよ♪

シャンプーは動物病院やトリミングサロンにお任せする

対処法を実行しても愛犬がお風呂を嫌がるなら、無理せず動物病院やトリミングサロンで洗ってもらうのも一考です◎

皮膚トラブルがあるワンちゃんは、病院で出されたシャンプーを持っていきましょう!

まとめ

愛犬の健康維持にとってシャンプーは欠かせませんが、愛犬や飼い主さんが慣れないうちは苦戦するかもしれません。しかし、犬のシャンプーのやり方自体は決して難しいものではないため、必要な準備やノウハウを理解すれば、そのうち要領を掴めるでしょう。

またシャンプー時間は愛犬と密に仲良くなれる時間です。愛犬との時間を楽しむために活用してください。

必要に応じて獣医さんやトレーニングを受けたスタッフの力も借りながら、愛犬の正しいスキンケアに取り組んでみましょう!

主な症状・お悩み
  1. 犬がシャンプーを嫌がる
  2. 犬のニオイ
  3. 犬のフケ・カサカサ

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