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老化で愛犬の体重が減少してきた…飼い主さんに知ってほしい老化対策とフレイル予防

愛犬の高齢化がすすみ徐々に体重が減っていくと不安になりますよね。しかし「もう歳だから」と放っておくのは良くないです。

フレイル予防という言葉をご存じでしょうか?

日本では2014年に日本老年医学会により、フレイルという「健康な状態と要介護の中間を指す言葉」として提唱されました。近年では犬でもフレイルの研究が行われています。

愛犬にはいつまでも元気でいてほしいですよね。本記事では老化で愛犬の体重が減少してきた時に、とるべきフレイル予防方法について説明していきます。

体重が減少する原因は?愛犬の老化が進んだときに見られる3つのサイン

体重が減少する原因は?愛犬の老化が進んだときに見られる3つのサイン

愛犬の老化が進んだときに起こりやすいのが体重減少です。しかし、痩せること以外にも飼い主が注意して見ておきたいことはいくつかあります。

ここでは、体重が落ちてしまう原因として、老化が進んだときに出やすい3つのサインを紹介していきます。

食べる量自体が減っている

老化がすすむと食欲は落ちやすくなります。一時的なものではなく、全体的に食べる量が減ってくると体重減少に直結します。

いつもと同じ量を与えているのに残してしまう、フードやおやつに興味を示さないというときは早めに対策しましょう。

老化が進むと噛む力や飲み込む力が弱くなり、今のフードが食べにくくて十分に食べられない可能性もあります。例えば、

  1. 粒の小さいフードに切り替える
  2. 離乳食と同じ要領でお湯でふやかしてから与える
  3. おやつはシニア用の柔らかいものを与える

などして様子を見ていきます。

老犬の場合、「食べたいのに食べにくくて食べられない」のか「何か病気のため食欲がない」のかを判断することは大切です。

もし何をしてもまったく食べないときは獣医師に早めに相談しましょう。

散歩など歩行を嫌がるようになった

老化が進んでくるに従って、散歩の量も少しずつ減ってきます。散歩の量が減るとエネルギー消費量が減り、その結果体重も減少しやすくなります。

もし、明らかに歩く量が減り、歩行自体嫌がるようなときは要注意です。。動物病院への受診をおすすめします。

散歩の量は個体差がありますし性格によっても違いは出ます。もともと散歩が大好きな犬が急に歩きたがらなくなったときは、なんらかの病気が隠れている可能性が高いです。

歩く量が減っても「老化かな?」と放置をし過ぎることは危険です。病気の早期発見のためにも動物病院への定期的な受診をすることをおすすめします。

以前よりも睡眠時間が増えてきている

幼犬の頃も睡眠時間は多いものですが、老犬になってからも睡眠時間は増えていきます。食事と散歩以外は寝て過ごしているなど、睡眠時間が増えているようなときは老化が進んでいるサインです。

寝ている時間が多くなり、歩行も苦手になると、排泄もうまくできなくなってくる可能性があります。

老化がすすむと排尿・排泄の姿勢維持が難しくなります。その時は飼い主さんが排泄の間、腰やお尻を支えて補助してあげましょう。自力で立ち上がれなくなったり、おもらしが多くなった場合は必要に応じてオムツをしてあげると汚れの防止にもなります。

老化がすすむとみられるフレイルサイクル

老化がすすむとみられるのが「フレイルサイクル」です。フレイルサイクルとは「食事量低下」→「体重減少」→「筋肉量減少(サルコペニア)」→「エネルギー消費量の低下」→「食事量低下」という悪循環を繰り返してしまうことです。

「エネルギー消費量の低下」によって代謝自体が落ちてしまい、それが食欲低下につながっていきます。フレイルサイクルに陥ってしまう前に、早めの予防をしていきましょう。

始めよう愛犬のフレイル予防!老化で体重が減少した時にできる3つの対策

始めよう愛犬のフレイル予防!老化で体重が減少した時にできる3つの対策

フレイルサイクルに陥らないために、飼い主が普段からできることがあります。では、どのような対策があるのか見ていきましょう。

愛犬の状態に合ったフードに切り替える

一般的に、犬は7~10歳を超えたらシニアという扱いになります。実際には個体差もあるため、7歳になったからといってすぐにフードを切り替える必要はありません。

愛犬が元気なままなら、フードもそのままで大丈夫です。しかし、フレイルに該当するような状態が見られるようになったらシニア用のフードに切り替えてあげる必要があります。

全体的な栄養バランスを考えることも大切ですが、もっとも注意してあげたいのは「タンパク質」をしっかり取ることです。シニア用のフードを選ぶときは、タンパク質が十分取れるかどうか考慮しましょう。

生活環境全体を見直してみる

これまでの生活環境を見直してみることも大切です。住環境が愛犬の体調に配慮されていないときは、可能な範囲で対策してあげます。

例えば、足腰に優しい素材のマットなどを床に敷くことで、歩行の負担をやわらげることができます。上り下りが必要な場所にはクッションタイプの階段やスロープを置くのもいいでしょう。食事のときの食器や台を食べやすい高さに変えてあげると、無理のない姿勢で食事をとることができます。

散歩コースも、できるだけ平坦で歩きやすい場所にするなどの工夫は必要です。カートやスリングを用意しておくと、散歩中に歩けなくなったときの対策になります。

トイレの場所とベッドが離れているときは、近くに置いてあげるようにしましょう。

愛犬と触れ合う時間を増やす

もう一つ飼い主が心がけたいことに、愛犬とのスキンシップがあげられます。

幼犬の頃のようにオモチャで遊ぶことは少なくなっても、愛犬と触れ合う時間は必要です。時間があるときは、やさしくマッサージすると全体をほぐしてあげることができます。

そして、欠かさないようにしたいのが毎日のブラッシングです。ブラッシングは抜け毛対策になりますし、皮膚を適度に刺激して血行促進も期待できます。普段からこまめに愛犬とスキンシップを図ることで、皮膚の異常やケガなどささいな変化にもすぐに気づけるようになります。

愛犬の老化が気になったら試して欲しいドックフード

「愛犬の食べが悪くなり痩せてきた…」

そんな理由からシニア向けのフードを切り替えようとしている飼い主さんにおすすめしたいのが「VETERINARY HPM 」シリーズのドッグフードです。

VETERINARY HPM 犬用 シニアニュータード

「VETERINARY HPM 」シリーズの中でも犬用 シニアニュータード(以下、シニアニュータード)は10歳以上の避妊・去勢済み犬用の総合栄養食です。

【魅力1】1ヶ月後も飽きずに食べてくれる美味しさ

HPMのすごさはその「食いつきの良さ」。なんとHPMを初めて食べたわんちゃんの90%以上が、HPMを食べ始めてから1か月後も、与えてすぐに食べたという調査結果がでています。

HPMを与えてすぐ食べた割合

なぜこんなにもわんちゃんが食いついてくれるのでしょうか?

この食いつきの良さは「動物性タンパク質の多さ」にあります。

HPMで使われているお肉は人用に育てられたヒューマングレードの高品質の豚と家禽(鶏・鴨等)です。犬は本来肉食動物、上質なお肉をたっぷり使っていることが犬の食いつきの良さにつながっています。

食事量が減ってしまうと、栄養不足になり体重・筋肉量が落ち、フレイルサイクルがすすんでしまいます。今の健康を維持するためにも愛犬が食べてくれるフードを選ぶことは大切です。

【魅力2】老犬でも安心!低炭水化物&着色料・人工香料不使用フード

老犬でも安心!低炭水化物&着色料・人工香料不使用フード

肉食動物であった犬は炭水化物の消化は苦手です。さらに、高齢になると消化機能が低下し、より炭水化物の消化に負担がかかります。

HPMは高タンパク質*1・低炭水化物フード*2。炭水化物の量を大幅に削減し、犬の身体にかかる負担が少ないフードです。*1欧州流通犬用総合栄養食と比較して約+30%、*2欧州流通犬用総合栄養食と比較して約-40%

また、HPMは着色料・香料・遺伝子組み換え原料は不使用。添加物の量を極力減らし、安心安全かつ素材本来の美味しさを活かしたフードです。

【魅力3】高齢期の気になる健康をしっかりサポート

犬の老化がすすむと心配なのが「病気」ですよね。

HPMの中でもシニアニュータードは老犬向けです。高齢期に気になる腎臓のはたらきをサポートするため、リンの量に配慮。さらに人用の関節用サプリメントでもなじみのある、関節の軟骨の健康をサポートするコンドロイチン硫酸を配合しています。

このように、老犬になったら気をつけたい健康ケアに配慮したシニアニュータードは老犬のフード切り替えにおすすめフードです。

 

\おすすめフード/

【まとめ】愛犬の体重減少が気になり始めたら早めに対策をすることが大切

愛犬の体重減少が気になり始めたら老化が進んでいるのかもしれません。食欲の低下や散歩量の減少などが見られるときは、老化を疑ってみたほうがいいでしょう。

フレイルサイクルに陥ってしまうと、老化の進行が早まることになります。歩行を嫌がるなどの症状もあれば、そのまま寝たきりになる可能性も十分考えられます。

愛犬の老化が疑われるサインが出てきたら、飼い主としてできる対策を早めに打つことが大切です。愛犬がどのような状態なのかをしっかり見極め、適切な対処をしてあげてくださいね。

主な症状・お悩み
  1. 犬が散歩を嫌がる
  2. 犬が痩せてきた
  3. 犬が食べない

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