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【獣医師解説】犬のための防災グッズリストをチェック!今すぐ準備できるアイテムと対策まとめ

いつ起こるかわからない災害。いざというときに愛犬の安全を守れるでしょうか?

ここでは、事前に用意しておきたい愛犬のための防災グッズをリストで紹介します。また、日頃から注意しておきたい対策も紹介します。

あらかじめ防災グッズを備えて日頃から防災対策することで、万一の際でも慌てず対処ができます。
今のうちに確認しておきましょう。

避難時の持ち物を優先度別に解説

犬と防災グッズ
緊急時に犬の防災グッズリストのすべてを持ち出すのは難しいでしょう。そこで、フードや薬など命に関わる物を最優先とし、それ以外は無理のない範囲で持ち出します。

それでは、優先度順に犬の防災グッズを確認していきます。

【優先度1】食事、お水など命に関わるもの

愛犬の命の確保が最優先。食事や水、薬を第一に持ち出します。

なお、ペット用の救援物資はフードや水が優先され、衛生用品が届くまでには時間がかかります。ペットシーツなどのトイレ用品も持っていけるとよいでしょう。

  1. ドッグフード、水(少なくとも5日分、できれば7日分以上)
  2. 療法食、薬
  3. キャリーバッグやケージ
  4. 予備の首輪、リード(伸びないもの)
  5. トイレ用品(ペットシーツ)
  6. 排泄物の処理道具(ポリ袋など)
  7. 食器(水用と食事用あるとよい)

【優先度2】はぐれてしまった時のためのグッズ

愛犬の写真を撮る様子

犬と一緒の避難が推奨されていますが、万が一はぐれてしまうことも。そこで、愛犬の写真を用意しておきましょう。

愛犬の顔のアップと全身の模様や特徴がわかる写真の2パターンを、スマホ内だけでなく印刷して持っておくと安心です。
また、飼い主と一緒に写っている写真は飼い主であることの証明にも役立つことがあります。

写真の裏には飼い主の連絡先や飼い犬の情報も記載しておくとよいでしょう。
万が一離れて暮らすことになった場合や、飼い主自身が亡くなってしまった場合などにも備え、愛犬の情報を記した飼育メモも用意しておくと安心です。

  1. 愛犬の写真
  2. 飼育メモ
飼育メモに記載する情報例

名前

性別

名前

避妊または去勢の有無

種類

毛色

生年月日

マイクロチップ登録番号

ワクチン接種状況

かかりつけ病院

投薬中の薬情報

健康状態、検査結果

性格、特徴

飼い主の連絡先

【優先度3】愛犬が快適に過ごすためのグッズ

普段使っているタオルやおもちゃなど、犬のお気に入りのグッズをできるだけ防災グッズに入れましょう。

災害時の慣れない環境では、犬がストレスを抱えることも考えられます。そのため、犬が安心できる環境を整えてください。また、災害時には水が使用できなくなることがあるため、犬の身体の汚れ拭き用のウェットティッシュや、ウォータレスシャンプーなどを用意しておくこともおすすめです。

\災害時の備えとしておすすめ/

積極的に声をかけたり体を撫でたりとスキンシップを増やし、ストレスを発散させるのも重要です。

  1. お気に入りのおもちゃなど匂いがついた用品
  2. 普段使っているタオル、ブラシ

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【忙しい人必見】犬のストレス発散方法紹介!ストレス度合いを確認し最適な方法を

日頃からやっておくべき防災対策

犬のしつけを行う飼い主

愛犬のための防災グッズリストで持ち物の確認をしたら、続いて日頃からできる防災対策も確認しておきましょう。

平常時に行っておくとよい対策を紹介します。

しつけ

災害時には犬がパニックになり、いつもと違う行動を取ることも考えられます。そのため、普段から「待て」「おいで」「伏せ」などのしつけをしておきましょう。

また、人やほかの動物に吠えたり攻撃的にならないように慣らしておくのは、犬自身のストレス軽減にもなります。

ワクチン・予防接種

狂犬病予防ワクチンにくわえて各種ワクチンを接種しておきましょう。

ワクチン接種が必須の避難所もあります。事前に近くの避難所の取り決めを確認しておくと安心です。

マイクロチップ装着

マイクロチップは首輪や迷子札と異なり脱落の心配がないため、犬とはぐれたときに有効です。

マイクロチップを装着した場合は、社団法人日本獣医師会などにマイクロチップ番号と連絡先などを登録する必要があります。

飼い犬を見つけた人が、マイクロチップを読み取ることで飼い主の情報がわかります。

ネームプレート(迷子札)

飼い主の名前や連絡先などを書いた首輪と迷子札をつけておきましょう。

なお、狂犬病予防注射済票は犬の固有の番号になり、迷子札としても使えます。

ローリングストック

普段食べている食事やおやつをローリングストックしておくと防災対策になります。

ローリングストックは、普段消費するフードやペットシーツなどを少し多めに買っておき、使った分を購入して常に少し多めの備えができる方法です。

防災用のフードの賞味期限を気にせずに蓄えられるだけでなく、普段愛用しているグッズを災害時も使用し、犬のストレス軽減も期待できます。

自治体に登録

犬を飼うときは居住している地区の自治体に飼い犬の登録をし、鑑札を交付します。

鑑札には登録番号が記載されており、飼い主を特定できて迷子対策になります。

飼育場所の安全確保

普段の飼育場所が安全であるか確認しておきましょう。大きな家具や窓ガラスの近くにケージやベッドを置いていないかチェックしてください。

必要に応じて家具の転倒防止グッズの利用やゲージの固定をします。

避難所や避難ルートの確認

最寄りの避難所がペットの受け入れ可能か確認し、同行避難についての注意事項を確認しておきます。

避難所までの所要時間や、ルートに窓ガラス破損など危ない障害物はないかも確認できるとよいですね。

犬の性格も考慮し、二次避難先や、ペットを預けられる親戚や知人の家なども想定しておくとよいでしょう。

【まとめ】防災グッズリストで犬も飼い主も安心

災害時にペットを守るのは飼い主の役割。愛犬の安全確保についても、普段から備えておきましょう。

また、ペットとの同行避難は飼い主である被災者の心のケアの観点からも重要であると言われています。

犬の防災グッズリストを活用して持ち物をチェックし、あわせて基本的なしつけや迷子対策などを行い備えてくださいね。

今できることから始めましょう

  1. 防災グッズリストの準備
  2. 愛犬の健康面チェック、ワクチン
  3. 避難場所、経路の確認
主な症状・お悩み
  1. 犬の防災対策

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